私たちINOVE STYLE Essentialsは「使うたび、心が小さくうなずくような」そんな商品を集めたセレクトショップです。より新しく、より豊かなライフスタイルをご提供しています。
今回ご紹介するのは毎日の生活を送るなかで、誰もが必ず使用するタオルです。実は一括りにタオルといってもいろいろな種類が存在しています。有名なブランドタオルの「今治タオル」などは耳にされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな中から、最近特に耳にする機会の増えた「泉州タオル」についての特徴や魅力などを詳しくご紹介していきます。
「泉州タオル」って何?

泉州タオルとは、大阪府の泉州地域(泉佐野地域や泉南地域)で生産された泉州産のタオルのことを指します。
泉州タオルは2025年現在で138年(1885年)もの長い歴史を有しており、泉州は日本のタオル発祥の地ともされています。実は今治タオルは1894年に生まれているので、知名度こそ今治タオルよりは低いものの、歴史は泉州タオルのほうが長いです。
起源としては明治18年に大阪で舶来雑貨商を営む新井末吉がドイツ製タオルを入手し、「日本でも大いに需要が見込める」と考えて、泉佐野市の白木綿業者、里井圓治郎にその製織の研究を奨めたことにはじまるそうです。
この研究から日本国産として初の後晒(あとざらし)製法で作り上げたタオルが「泉州タオル」です。それから100年以上経った今でも贈答用にはもちろん、業務用にも使われています。
このように、商品の歴史や背景を理解したうえで大切な方にギフトを贈る、自分自身もその物語に共感しながら使ってみるという視点で商品を選ぶことも買い物の楽しみの1つかと思います。
INOVE STYLE Essentialsでも「泉州タオル」は取り扱っていますので、ぜひ一度商品ページに足を運んでいただけると嬉しいです。
▶INOVE STYLE Originalsの「バスタオル/泉州タオル」の詳細を確認する
▶INOVE STYLE Originalsの「フェイスタオル/泉州タオル」の詳細を確認する
泉州タオルの特徴

では話を戻して、泉州タオルの特徴についてお話します。
1. タオルが大切にすべき“機能性”を守り続ける「後晒し製法」
先にお伝えした通り、明治から続く大阪・泉州タオルは「後ざらし」と呼ばれる製法を一貫して守り通しています。
“さらし”とは、簡単に言うと糸に付いた不純物を取り除き、白くする工程のことを指します。より具体的に言うと、タオルを織る際の糸切れを防ぐため、糸につけた糊や、原料である綿糸にもともと付着している油分や不純物をきれいに全て取り除き、漂白・水洗いをする作業のことになります。
この"さらし"を"生地が織り上がった後"におこなうことで、綿本来の特性を最大限に活かすことができるため、結果として一般のタオルに比べて、吸水性に優れ、清潔で肌ざわりの良いタオルが生まれるのです。
2. 水分をしっかりと吸い取ることができる最高品質の吸水性
後ざらしの作業を行っている泉州タオルは余分な不純物や汚れがしっかりと取り除かれた状態ですので、吸水性に非常に優れています。
私の経験から「いつもならタオル1枚で足りない」という場合でも、泉州タオルであれば1枚で水分や汗をしっかりと吸収してくれます。
3. デリケートな肌や子供にもおすすめできる優しい肌触り
泉州タオルの後ざらし作業により「やわらかく」「ふわふわ」で「弾力性」のあるタオルになっていることも特徴的です。
繊維が傷みにくいため、繰り返し洗う必要のあるタオルとしては非常に優秀で、デリケートな肌や赤ちゃん、子供にも安心して使っていただくことができます。
4. 乾きにくい季節や部屋干しでも問題のない優れた速乾性
そしてさらに泉州タオルでは洗った後も速乾性の特徴があるので、おすすめです。
泉州産タオルは繊維がしっかりとしているため、空気を通す通気性の要素も持っています。そのため、水分や汗を拭き取ったあとでも、もちろん洗濯をしたあとでも、短時間でしっかりと乾いてくれます。
普段特に「バスタオルがなかなか乾きにくい・・・」とお悩みのある方でも、通気性・速乾性に優れている泉州タオルであれば、違いを感じていただけるかと思います。
5. おろしたての状態でも清潔に使うことができる
何度もお伝えしている通り、泉州タオルは「後ざらし」の製造工程で繊維の汚れなどがしっかりと落ちていますのでおろしたての状態でも清潔な状態で使っていただくことが可能です。
特に赤ちゃん・お子様がいらっしゃる場合やギフトなどでは「製造上の清潔さ」などを気にされることもあるかと思いますが、そのような点でも選ばれることが多い商品です。
今治タオルと泉州タオルの違いとは?
ではよく比較される今治タオルとの違いはあるのでしょうか?
1. 今治タオルは「先ざらし」、泉州タオルは「後ざらし」
今治タオルの特徴としてよく挙げられるのは以下です。
- 先晒し、先染め製法
- 肌触りが良い
- 吸水性が良い
- 品質基準がある
この中で最も泉州タオルと異なるのが「先ざらし」であることでしょう。先ざらしにより先製品としての見た目が美しく仕上がるため、高級ギフトや贈答用として選ばれることも多いです。
また、独自の5秒ルールという品質基準があることも面白い要素です。5秒ルールとはタオル片を水に浮かべて、5秒以内に沈み始めるかどうかという基準で、これにより今治タオルの吸水性の良さが保障されています。
2. 泉州タオルと今治タオルは結局どっちがいいの?
こちらは結論として、泉州タオルも今治タオルもそれぞれに良い要素があるため、購入目的や使用方法によって選ぶことをおすすめします。
泉州タオルはタオルに一番求められる吸水性が一番の魅力と言われています。すでにご紹介しているように吸水性のほかにも、洗濯をしてもふわふわで柔らかい、すぐに乾く速乾性・通気性、製造工程により清潔さが非常に高いことなども特徴です。
普段の使い心地を重視する方や、ギフトとして長く使ってほしい方には泉州タオルがおすすめでしょう。
一方で今治タオルはすでにご紹介している品質基準などのほかには、デザイン性に優れており、かつ自由度が高いことも特徴と言えます。複雑な柄や模様のデザインなどを好まれる場合は今治タオルを選んでいただいても良いかと思います。
泉州タオルなら「INOVE STYLEのバスタオル・フェイスタオル」がおすすめ!
より高品質な泉州タオルをお求めの方におすすめしたいのが「毎日手に取るものだからこそ、特別な一枚を。」というテーマで作られたINOVE STYLE Originalsの泉州タオルです。
▶INOVE STYLE Originalsの「バスタオル/泉州タオル」の詳細を確認する
▶INOVE STYLE Originalsの「フェイスタオル/泉州タオル」の詳細を確認する
1. 大阪・泉州で受け継がれる後晒し製法
タオルの織り上げの最後に行う漂白と水洗い。織る際に付けられた糊や、綿糸に残る油分をすべて取り除くことで、糸が本来持つ吸水性が目覚めます。
余計なもののない清潔さと、素肌にすっとなじむ心地よさ。
上質な織りと澄み切った肌ざわりが、ホテルライクな安らぎを生み出します。
2. 毎日使いたくなる、4つの理由があります
- 和泉山脈の天然水仕上げ…余分なものを取り除き、初めて手にした瞬間から水をすっと吸い込みます。
- 洗うほど育つやわらかさ…洗濯するたびにパイルが空気を含み、生地がふっくらボリュームアップ。使えば使うほど心地よさが育ちます。
- しなやかさと強さを兼ね備えたコットン100%…毛羽落ちが少なく、毎日使っても風合いを損ねない。柔らかさと耐久性を両立し、長く心地よさを楽しめます。
- 安心のMADE IN JAPAN…細部まで丁寧に仕立てられた、MADE IN JAPANならではの確かな品質。毎日の暮らしに寄り添うものだからこそ、安心できるものを。
*4つの理由の中で特に私たちがおすすめするポイント*

※上記画像はイメージです。
私たちとして、特に4つのポイントの中でもおすすめなのが「洗うほど育つやわらかさ」です。泉州タオルは使い始めは生地が薄く見えますが、洗濯するたびにふんわり度が増してきます。
洗って育てていく。
そんな一枚を、ぜひお試しください。
3. 暮らしに溶け込む、ベーシックで上品なカラー展開

オフホワイト / ミルクティー / チャコールグレーの3色展開。シーンを選ばないベーシックなカラーです。深みのある落ち着いた色合いが暮らしに溶け込み、毎日をそっと引き立てます。
4. 私の日常にも、あの方への贈り物にも
毎日手に取るものだからこそ、暮らしに寄り添う心地よさを。ご自身の定番としても、大切な方への贈り物としてもふさわしいタオルです。
- 家族でそろえて楽しむベーシックカラー
- 引っ越し祝いや内祝いなど、特別な日のギフトに
- シルクのようになめらかで、肌にすっとなじむ感動をお届け
▶INOVE STYLE Originalsの「バスタオル/泉州タオル」の詳細を確認する
▶INOVE STYLE Originalsの「フェイスタオル/泉州タオル」の詳細を確認する
泉州タオルについてのまとめ
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
泉州タオルは、実は今治タオルよりも歴史が長く、日本のタオル文化のはじまりであること、そしてタオルに求められる機能性の全てに優れた非常に優秀なタオルです。
ずっと触れてみたくなる、その触れてみたくなるタオルが長く続く、そんなタオルをご自身用、ギフト用にまずはお試しいただけますと幸いです。
私たちINOVE STYLE Essentialsでは泉州タオルだけではなくこれからも「使うたび、心が小さくうなずくような」商品を中心にセレクトしてまいります。

